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2/8 オープン学習会「色覚多様性と人権教育」(大阪多様性教育ネットワーク)

 日本に「色の感じ方にちがいがある人」の存在が伝わったのは明治の初めです。大正時代になると学校で「色覚検査」を受けることが全員に義務づけられました。その制度は2002年まで80年以上にわたり続けられましたが、世界で日本だけのものです。それが「色覚検査表が読めない人」に対する誤った認識や他国にない施策をつくり上げました。
 2017年「色の感じ方にちがいがある人」を「異常」ととらえることは誤りであるという認識から「色覚多様性」という概念・用語が日本遺伝学会から提起されました。しかし、けっしてその理解が広がっているとは言えません。正しい理解がないために教員から子どもや家族に誤ったとらえ方を伝えていることがあります。色覚による職業制限に対しては、「異常」とされる子どもは、その仕事を避けさせることが必要で、そのために「色覚検査」を受けさせるべきだという考え方も多くあります。文科省もその考え方から「色覚検査を再開」させるよう学校に求めています。
 この問題は明治以降につくられた問題です。
色覚多様性について学び、さまざまな人権課題が明治時代に始まったことをごいっしょに考えたいと思います。

日 時2025年2月8日(土)午後1時30分~4時30分  
テーマ「色覚多様性と人権教育」
講 師尾家宏昭さん(しきかく学習カラーメイト)
会 場:大阪市立中央会館
(おおさかメトロ堺筋線「長堀橋駅」から400m・おおさかメトロ御堂筋線「心斎橋駅」から900m)
定 員:30人(先着順)
参加費:1000円
 ※必ず申し込みをしてください。申し込みをされていない方は参加できません。
(締め切り2月3日 月曜日)
             
ODENでは、多様性教育の理念や反差別の視点を大切にした人権教育をすすめるための学習会を開催しています。多様性教育を実践してみての課題や成果、実践するにあたっての不安や問題点を出し合い、よりスムーズな実践をめざして学び合う学習会です。多様性教育に興味があればどなたでも参加していただけるオープンな場として、できるだけ多くの開催をめざしています。

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《今後のオープン学習会の予定》※変更する場合があります。最新の情報をご確認ください。
●2025年3月8日(土)
●2025年5月10日(土)
●2025年6月8日(日)

《今後のガイドセミナー・トレーナー研修の予定》
※変更する場合があります。最新の情報をご確認ください。
●2025年3月29日(土)・30日(日) ガイドセミナー(オンライン)
●2025年8月2日(土)・3日(日)・9日(土)・10日(日) トレーナー研修

申込先:大阪多様性教育ネットワーク(ODEN)
 事務局 Mail:oden_office@yahoo.co.jp
申込方法
事務局のメールアドレスに【名前・所属・住所・連絡先(電話番号やメールアドレスなど)・参加の動機】をご記入のうえ、お申し込みください。件名は「開催日時+オープン学習会参加希望」としてください。