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  3. 6/28(第2回),7/26(第3回) 治安維持法100年 詩人尹東柱没後80年「詩人尹東柱(ユン ドンジュ)記憶と和解の碑」設立8周年(詩人尹東柱記念碑建立委員会/詩人尹東柱を偲ぶ京都の会)

6/28(第2回),7/26(第3回) 治安維持法100年 詩人尹東柱没後80年「詩人尹東柱(ユン ドンジュ)記憶と和解の碑」設立8周年(詩人尹東柱記念碑建立委員会/詩人尹東柱を偲ぶ京都の会)

 2025.4.3連続学習会第2回・3回チラシ「正」_page-0001.jpg2025.4.3連続学習会第2回・3回チラシ.pdf
~尹東柱と山本宣治が交わる宇治川を見下ろす山裾の教会堂で続く
「治安維持法100年」の学び~

 詩人尹東柱(1917₋1945)は、朝鮮語弾圧があった時代に詩人となることを志して日本留学をし、悪法治安維持法によって朝鮮語で詩を書く自由を奪われ、従兄・宋夢奎(京都帝国大学留学)とともに治安維持法違反で投獄され27歳で獄死した。
 京都・宇治平等院近くの「花やしき」で育った衆議院議員・山本宣治(1889-1929)は、悪法治安維持法に全国でただ一人絶対反対を貫き右翼に刺殺された。天皇制国家を守るため、治安維持法が猛威を振るって人びとに襲いかかった。自由にものが言えない社会が形成され植民地支配と侵略戦争が強行された。その結果、帝国日本は破れ、アジア諸国の人びと2千万人、日本人310万人の尊いいのちが失われた。「戦死、戦災者、三百万人にさきがけて邪魔者、山宣の抹殺ありき」と山本宣治の遺児・山本治子は詠う。

第2回2025年6月28日(土)14:00~16:30
会 場 :日本基督教団宇治教会礼拝堂
参加費:1,000円
講 演:「治安維持法はどのように改悪されたか?-日本と朝鮮で異なる解釈と運用-」
講 師水野直樹(京都大学名誉教授)

第3回2025年7月26日(土)14:00~16:30
会 場 :日本基督教団宇治教会礼拝堂
参加費:1,000円
講 演:「尹東柱はなぜ治安維持法違反となったのか?-日本在住朝鮮人への適用の問題点-」
講 師水野直樹(京都大学名誉教授)

主 催:詩人尹東柱記念碑建立委員会/詩人尹東柱を偲ぶ京都の会
後 援:宇治山宣会
問合せ:詩人尹東柱記念碑建立委員会事務局 電話;0774-24-7094(紺谷)

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<第4回以降の予定>
第4回2025年9月 「尹東柱を哲学する」 
講 師小倉紀蔵(京都大学教授)

第5回2025年11月または12月 「尹東柱の自己実現の道を断った稀代の悪法治安維持法」
講 師:安斎育郎(立命館大学名誉教授)

<立命館大学国際平和ミュージアム企画展について>
〇2025年5月12日~24日 
「日本の治安維持法に殺された韓国の国民的詩人・尹東柱」
(立命館大学国際平和ミュージアム 1F)

〇2025年5月17日(土) 14時~ 
朗読劇「いのち輝く宇治川のほとり」&お話
(立命館大学国際平和ミュージアム 2F)

主催:詩人尹東柱記念碑建立委員会